ハウツー: 穴とポケットを開ける¶
2026-08-10 時点の英語版に対応。最新の情報は English documentation を参照してください。
アドオンの UI は英語です。 このページではボタン名を英語のまま書きます。
切り取りは専用のツールではありません。形状を追加し、その Operation を
Subtract (Cut) にすると、それより上にあるものから自分を差し引きます。
切り取る側の形状も編集可能な項目としてツリーに残るので、後から選んで数値を打ち 直せば穴の径が変わります。
丸穴¶
- Create > Cyl で円柱を追加します
- 材料を貫通する位置に置きます。ビューポートで G、または Active Property Editor に座標を打ち込みます
- その円柱をアクティブにしたまま、Operation を
Subtract (Cut)にします
切り取る側は材料より長くしてください。円柱の端が面とぴったり同一平面になる 状態は「同一面(coincident surface)」の場合にあたり、どのカーネルでもブーリアンが 最も不安定になるところです。両側に少し突き出させてください。結果の形は変わりま せんが、安定性が変わります。
任意形状のポケット¶
円でないものを掘る場合:
- 掘りたい面を選びます
- Create > on Face
- 輪郭を描いて拘束します — ハウツー: スケッチから立体を作る を参照
- Apply
- Sketch Surface の項目を選び、Extrude Height に負の値を入れます。 これで外側ではなく材料の内側へ押し出されます
- Operation を
Subtract (Cut)にします
ポケットではなく貫通穴にしたい場合は、材料の厚みより大きい負の値を使います。
同じ穴をたくさん開ける¶
同じ穴を10回作らないでください。1つ開けてからパターンにします。
- 上の手順で最初の穴を開けます
- Modify & Pattern > Array(直線配列)または Circ(円形配列)
- Property Editor でパターンの Target に切り取り用の形状を指定します。 リストから選ぶ Pick Target か、Pick Target in Viewport を使います
- 個数と間隔を設定します
- パターンの項目自身の Operation も
Subtract (Cut)にします。これで複製側も 切り取ります
後から元の穴の径を変えると、複製すべてに反映されます。パターンはジオメトリの コピーではなく、項目そのものを参照しているためです。
Independent のトグルは、パターン自身のトランスフォームを元の形状の トランスフォームに重ねるか、置き換えるかを決めます。パターンが思わぬ位置に 出るときは、まずここを見てください。
穴の縁を丸める¶
- Selection Mode > ENTER Selection Mode
- 選択タイプを稜線にします
- 穴の稜線を1本クリックし、少し回った位置の稜線を Ctrl+クリックします。 2点間の最短経路が一度に選ばれ、ホバー中に経路がプレビュー表示されます
- Modify & Pattern > Fillet を押し、半径を設定します
穴の縁なら、8回のクリックではなく2回で済むのが普通です。
可変フィレット。Fillet に対象が設定されると、Property Editor が稜線を1本ずつ 列挙し、Use Default / Custom の切り替えを表示します。Custom にした稜線 だけが独自の半径を持ちます。
順序が結果を変える¶
ブーリアンの前に置いたフィレットは、その時点の形状を丸めます。後に置いた 同じフィレットは、切り取った結果を丸めます。これは別のモデルであり、しかも ツリーは並べ替えられません。Feature Tree と Part を参照して ください。
実務上の原則は、先に切り、後から丸めることです。まだ切り取っていない穴を 丸めると、丸まるのは切り取る側の円柱であって、たいてい意図と違います。
切り取りがうまくいかないとき¶
何も削れていない。
Operation が本当に Subtract (Cut) になっているか、切り取る側が材料と
重なっているかを確認してください。表面に触れているだけでは何も削れません。
ドラッグ中はおかしいが、離すと正しい。 Live Boolean Preview です。気になる場合は Quality & Export で切ってくだ さい。確定後の結果は常に正確です。 品質とパフォーマンス を参照してください。
切れていたのに、前の工程を編集したら壊れた。 下流のフィレットやオフセットが、参照していた面を見失っています。 困ったとき を参照してください。